複合型サービスについて(2023/5/29)
12年振りに在宅サービス創設される複合型サービスは、
「訪問介護と通所介護」あるいは「訪問看護と通所介護」の複合型であるようです。
今回の審議に於いては、
2024年度から新サービスとして創設される事だけが
現在、国会で審議中の改正介護保険法案に盛り込まれています。
その詳細や指定要件、報酬体系などについては、
2023年度において
介護給付費分科会において行われる
令和6年介護報酬改定審議の中で検討されることになります。
今、入っている情報を整理しますと
デイサービスと訪問介護の組み合わせであること。
さらには、訪問看護との組み合わせの可能性があること。
ケアプランは、居宅介護支援での作成となる事。
地域密着型サービスとなり、
定員は最大で18人もしくは29人の可能性があること。
小規模多機能のような契約定員は設けないこと。
介護報酬は月額の定額制である事などです。
この情報の通りに進んだ場合、
既存の通所介護や訪問介護とテリトリー的に被る部分が多く、
介護サービス市場の再編成に繋がる可能性が高くなります。
在宅サービス全体の三分の一を占める
通所介護と訪問介護の立ち位置が激変する可能性がある
今回の新型サービスの創設。
その詳細は今後の介護報酬改定審議の中で明らかになります。